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当事業所で取り組んでいる机上課題を1つご紹介します。
机上課題と言っても、幼児のうちは座って課題をするのは15分くらいがよいかなと思います。30分できたら立派です。
課題を楽しくしたり、何人かとやりとりをしながらすすめられる課題にすることでお子さんたちは勉強しているというよりは遊んでいる時間としてとらえていると思います。そうした工夫をすることで、おおむね30分以上の机上課題時間を確保しています。
この写真はビザ屋さんのセットです。既製品にちょっとの工夫をプラスをして、課題にしたものです。
ピザのオーダーカードを作りました。
写真つきなので、言葉の少ないお子さんはカードを出すだけでオーダーしたり、オーダーを受け取ったりできます。あとは、写真と同じピザを作るので、見比べる・マッチングの練習になります。
言語理解力が高いお子さんは「エビたっぷりのピザをください!」という職員のオーダーを聞いて、具材写真のエビと同じものを探してエビだけのピザを作ってくれます。
言語機能が比較的高い、自閉スペクトラム症傾向のあるお子さんでは、パターンが決まったごっこ遊びであればやり方を理解してやりとりに参加しやすいという事もあります。保育園や幼稚園のごっこ遊びだと、急に落ち葉がごはんになったり、見えないけれどお椀を持っているのだろうと想像する力が求められたり、ただの地面なのにみんなの共通イメージで川が出現したりと想像力を求められるごっこ遊びが展開されます。自閉スペクトラム症傾向があると、そうした想像力を働かせることが難しい場合があります。まずは、わかりやすいごっこあそびから挑戦するのは、とても良いと思います。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
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