2025.11.11 療育コラム

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【TODAY東和田】相談して決める(年長児)

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秋も深まってきましたね。長野市内の公園では美しい紅葉と、パラパラとちる葉に子どもたちの視線も上がります。

年長児は、そろそろ保育園であってもお昼寝が終了するところも多くなります。

TODAY is New Life 東和田では、年長児のうち、体力が十分にあり、他児が午睡(お昼寝)をしている間に、静かに過ごす事を苦手とするお子さんは、小さいお子さんが寝ている間に公園などに出る事を計画的に行っています。

年長ともなれば、大人の指示に従うだけでなく、どこで過ごすかを選んでもらうことも多いです。今回は2名のお子さんが、2人で行先を決めるまでの、ちょっとユーモラスな会話をご紹介します。

たけるくん(仮名)と、かいとくん(仮名)です。

職員からは、公園とボールプールのある施設の2つを候補にあげ、2人で決めていいよと伝えました。

たける『公園がいい』

かいと「僕はボールプールがいい」

たける『ボールプールは滑り台とかないんだよ!つまんないじゃん』

かいと「ボールプール楽しいよ」

(中略)

たけるくん『かいとくん、行かなきゃいいじゃん!』

かいとくん「たけるくんだって・・・」

たけるくん『かいとくんのバカ!』

(沈黙)

かいと「いいよ、公園で・・・あーあー」

<公園の駐車場に到着すると>

たける『えー、この公園か。やっぱりボールプールでいいや』

職員「今からボールプールへ行くと、遊ぶ時間は短いですよ。いいですか?」

かいと「公園がいいよ!」

 

結局、この日は公園で40分ほどを過ごしました。警察と泥棒になりきり、職員も警察の応援要請に駆り出され、大いに盛り上がって笑顔で事業所に戻りました。

上記にあげた会話は随分と省略してあります。実際は10分以上2人で話していました。時には大人が聞くと辛辣な言葉も出てきますが、子どもはとても純粋でその場その場を懸命に生きていますので、後を引きずるようなことはあまりありません。このやりとりを大人が仲裁して、ジャンケンなどで決めてしまうのは彼らが話し合って決める機会を奪うことになると考えます。ジャンケンで決めるのはどう?と提案するのは良いかもしれませんが、たいていは人に提案された方法で自分の意見が通らないとなると不満に思うものです。

そして、お子さんたちは懸命に自分の意見を主張しますが、実際はどちらになっても楽しめることが多いことを職員は予測しています。最後は「公園、楽しかったね!」と言って帰ってこれるのですから、子どもっておもしろいですよね。

 

最近は、お子さん同士が言い合っていると、大人がすぐにコントロールしようと介入する場面を見ることもありますが、少しだけ見守る、任せるが幼児のうちからあってもいいのではと思っています。みなさんはどう思われるでしょうか?

 

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