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発達特性のあるお子さんたちの支援では、”肯定的な声掛け”、”近づいて、穏やかに、静かに、して欲しいことを具体的に伝える”といったことは、ずいぶん前から言われています。ペアレントトレーニングにもよく出てきます。
当事業所に通ってこられる保護者の方は、結構よくできている方が多いと感じています。
それでも、理屈はわかっていても、結構習慣になっていてこれが難しい!という方もいらっしゃるかもしれません。
また、子どもにたくさん声をかけて指示をしている場面では、客観的に自分の対応を振り返るのが難しいこともあるでしょう。
私も息子のこととなると、冷静さを欠くこともしばしばです・・・。
先日、ある大浴場で出会った親子の会話がとても気になったので、例として考える機会としたいと思います。
お母さんと2歳くらいの女の子が、大浴場から脱衣所に戻ってきました。
100円を入れて戻ってくるタイプの鍵付きロッカーの前です。
母「あー!タオル下に置かないで!」
母「お金もういいよ。もう鍵かけないからね。そのままでいいんだよ。」
子「取ったー」
母「もう、触らないで!いいから~」
母「ほら、お父さん待ってるから・・・・」
こんな感じのやり取りが続きました。
きっと時間や、待っているお父さんのことが気になって気持ちが落ち着かないのでしょうね。
そんな時こそ、”近づいて、穏やかに、静かに、して欲しいことを具体的に伝える”方がよいでしょう。
タオル下におかないで → タオルはここにおいてね
お金触らないで → お金はお母さんがもらうね
触らないで → (お金とらずに)シャツを取ってね
この場面では、お金に触って欲しくないのであれば、先にお金は見えないところに入れてしまう方がよいでしょう。
具体的で、実行しやすい指示がされると、今度はできるので褒められる機会に繋がります。
こうして、叱るより褒める機会をどんどん多くしていきましょう。
日ごろから、すべてのお子さんに心がけたいです。
私も、焦る時こそ・・・と自分を振り返って支援にあたりたいと思います!
一緒に頑張りましょう!!
詳しくは、個別に当事業所にお声がけ下さい。
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見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
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