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以前にも、このブログで ”叱る事” も大人が子どもに注目することになり、喜んでいないように見えても、この注目を得るために何度も叱られることをしてしまうお子さんがいることをお伝えしました。
今回はそんな事例の、ちょっと困ったさんを見て考えていきましょう。
大人がドキッとしてしまい、ついつい「ちょっと！」「ダメ！」ととっさに言ってしまうような行動があります。
例えば・・・
・パンツを脱いで床に向かってオシッコをする
・道路で、いきなりパンツをおろす
・知らない人に向かって、バカ！くそばばあ！などと言う
なかなか無視できないですよね。
でも、これが冒頭のタイプのお子さんで、たまたま起きて、その時に大人がとても大きなリアクションをしたとします。お子さんにとっては・・・「これをすると大人がこんなにも反応してくれるのか！」と発見する事になります。
そして、その行動はその1回だけで強化されてしまい、繰り返すようになります。困りますね・・・。
こういうタイプのお子さん達、かしこくて、なかなかに手ごわいです。
人が好きで、ちょっと困った行動で大人の注意をひいてしまいがちなお子さんにおいては、慎重に大人が対応する必要があります。
また、そんな困った行動をする前に、何もしていない時に、もっともっと大人が大きな反応を見せて、関わっておくと、お子さんは困った行動をせずにすみます。大人は、何も問題を起こしていない時のお子さんには声掛けせずに自分の用事に集中してしまう事が多いのです。簡単なことではありませんが、大人は褒めることを忘れがちなのだと心に留めておくだけでも違いますね、きっと。
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