2026.08.27 療育コラム

TODAY is New Life 東和田

【TODAY東和田】それぞれの目標

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当事業所では、来所したお子さんが自分の荷物を整理して手洗いができたら、自由遊びを始めます。そして、時間になると音楽がなり、一斉に片付けをした後に椅子に座り、朝の会が始まります。

ここで「一斉に片付け」と書きましたが、よく見ると一斉には片付けが始まっていません。音楽が流れると同時に片付けをしている子、少したってから片付けを始める子、朝の会が始まっても机に少しだけおもちゃを残している子。

もっとよく見ると、全てのおもちゃを自分で片づけている子、他の子が遊んだおもちゃまで片付けに参加している子。職員が付き添っていくつかのおもちゃだけを箱に入れている子、など片付け自体も様々です。

どうしてでしょう?

 

それは、お子さんによって、またその日その時のお子さんにできそうな達成レベルが異なるからです。
少しの手助けはあってもいいのですが、目標とする行動が”できたね”で終了させたいと考えています。
全員に一斉に片付けを求め『やだ!』と言わせて、結局は職員が片付ける。本人は泣いているなんていう事態は望みません。本人にして欲しい行動を形成することもできていませんし、お互い気分が悪いだけです。

Aちゃんは、今この遊びでおそらく、家の形を作っている。これができたら、満足しそうかなと思えば、「これできたら、おしまいね」と声をかけるかもしれません。

Bくんは、自分では片付けが始められず、『片付けてね』と言えば「ヤダ!」と返ってきそうな予測がたちます。そうしたら『マットとブロック、どっち片付けてくれる?』とたずねて、本人が選択してそれを片付けてもらうかもしれません。

Cちゃんは、朝の会の活動に興味がまだ持てません。おもちゃを全て片付けても、朝の会がつまらないので、走り回ってしまいます。であれば、おもちゃを少し机に残し、静かに座っていてもらうことが目標になります。『どっちのおもちゃがいい?』とたずねて、選んだおもちゃを使える代わりに着席することを求めます。

一方でDくんは、即座に片付けをして着席をしています。
このDくんが他のお子さんを待ってただ座っているのは、良い行動をしたのに待たされるということになってしまいます。それでは、せっかく音楽がなったら片付けるという行動ができているのに、徐々にこの良い行動はしなくなってしまいます。なので、Dくんに対しては、片付けをしたことをすぐに言葉に出して認めます。そして、待たせずに朝の会は全員が揃わなくても始まります。

いかがですか?
それぞれのお子さんが目指すところを探しながら職員は関わっています。
ぜひ、ご自宅でも、お子さんに最後に”できたね”って褒めて終われるためには、本人にどこまで求めたらいいのかなと、声を掛ける前に考えてみてくださいね。

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