閲覧ありがとうございます。
お子さんを見ていると、苦手な部分、出来ないところが気になって、そこをなんとかできないものか・・・と思ってしまいませんか。
その子の良いところに目を向けて・・・と言われても、生活で日々繰り返される困りポイントにはどうしても注目してしまいます。
しかし、出来ない部分を練習するという発想の支援は、お子さんにとっては辛いことが多いです。
苦手な部分をどう補うか。
苦手な部分をチャレンジしやすくするために何が工夫できるか。
そんな発想の支援や、生活が理想かなと個人的には思っています。
例えばハサミ。
やってもやってもうまく切れない。やる前から、うまくできそうなイメージが持ていない。
となると、お子さんはやらなくなりますよね。
ハサミを練習するのに、安定した座位姿勢はとれているか→椅子・机の見直し
ハサミを持っている間、手首を固定して保持できるか→ハサミの大きさ、固定しやすいハサミの検討*1、*2
開く動作は指が伸びきってしまわず、適度にハサミを保持しながらひらけるか→ばね付き補助ハサミの検討*3、*4
興味のある題材になっているか→キャラクターの使用、食べ物、切った後の遊び
紙の固定は十分か→張りのある、厚めの紙
結構、ハサミ1つとっても工夫はありますね。
かつ、やはり指が伸びきってしまい、うまくハサミを開けないなどの場合は、トングなどの別課題でもう少し興味のある活動をしつつ、手指のコントロールが良くなることを期待するなど、取り出して練習したりもします。
ご家庭で、苦手なことを苦手なままの方法で頑張って練習する前に、ちょっとご相談いただけると嬉しいです。
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
お問い合わせは、電話 026-219-6045
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