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7月、JASPER実践マニュアルの日本語版が発売されました。
応用行動分析をベースに、子どもの自然な発達順序を重視して、自然な遊びの中でコミュニケーション・遊びの段階やバリエーションが変化していくための関りをしていく手法です。遊びやコミュニケーションの拡大がなかなか難しい自閉スペクトラム症のお子さんたちにおいて大きな成果をだしてきています。
(注;この本は支援者向けです)
(注;当事業所に正式なJASPER認定プログラムを修了した職員はおりません)
(本表紙;Amazon様より)
JASPERでは、子どもの現在マスターしている遊び、大人とのやりとりの段階のうち、まだできているけれど自発的な頻度が低い物などほんの少し上のレベルで、達成可能な目標を設定して遊びの中に積極的に取り入れていきます。
そうしてみていくと、私たち大人は、時々支援者であっても子どもの現在の段階を大きく超えた遊びを提供しようとしてしまうことがあるなと反省します。
例えば、繋がったブロックを外すという遊びをしているお子さんに、ブロックで車を作り、走らせるというようなモデルを見せたり、その車に人形を乗せるというような高度なごっこ遊びの段階へと引き上げようとする関わりがそれにあたります。お子さんはおそらくその遊びを楽しむのは難しいでしょう。
まだ外すという遊びが1種類しか出ていないのであれば、他の種類の外す遊びをしてみる。また、その中で子どもが外すたびに外すものを指差ししたり、「外す!」という事で相手に注意を向けてもらう方法や、興味と言葉を一致させる働きかけをしていきます。
自由遊びはただ遊んでいるのを見守っているなんてもったいない!実はたくさんの可能性がありますね。
幼児期は本当にたくさんのことを遊びから学びますね。お子さんの遊びは、今どんな段階が中心でしょうか。
詳しくは、個別に当事業所にお声がけ下さい。
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見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
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