2025.01.29 療育コラム

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【TODAY東和田】たくさん喋っているけれど

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言葉はたくさんでている。こちらの言っていることも分かっているように感じるけれど、何度も同じ質問をしてくることがある。

伝えて、分かっていると思っていたのに、行動を見ていると、分かっていたのかな?と疑問に思う事がある。

そんなお子さんに出会う事があります。

知的な面、記憶力などは比較的良好で、自閉スペクトラム症の診断があったり、その疑いがあると言われているお子さんに多い姿であると感じます。

 

先日、こんなことがありました。

事業所の前の歩道脇に、キツネが死んでいました。(長野といえども、とても珍しい事です)

保健所に連絡したところ、すみやかにトラックで回収してくださいました。その様子を、窓から、先程のような特徴のあるお子さんと一緒に眺めました。

その後、そのお子さんは「キツネどうなった?」と繰り返し質問してきました。最初は『キツネは、トラックで運ばれたね』と返しましたが、何度も聞いてくるので、理解が難しいところ、イメージが持てない所があるのだと思い、写真のような絵を描いて、説明しました。書式は㈱おめめどうの4コマメモです。

 

①キツネはトラックで運んだ

➁土に埋めます

③そこは、キツネのお墓になります

 

実際は焼却しているかもしれませんし、説明が正しいかどうかは疑問があります。

今回は、そこは考慮せずに説明しています。

これを一度説明したところ、もうこのお子さんは質問をしてくることはありませんでした。

 

自閉スペクトラム症のお子さんでは、見た事のないことを話を聞いてイメージすることが難しかったり、推測する事に困難さを持っていることが多いです。

また、知的障害のあるお子さんでは、具体物のない説明を言葉で理解することに難しさがあります。

何度も同じ質問するなと感じたら、ぜひ絵や文字を使って説明してみてくださいね。

 

 

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