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さて、下の写真は知的障害の5歳児に、何かを伝えた絵ですが、なんでしょうか?
正解は洗濯物の干し方の、良い例と悪い例です。
中等度知的障害があり、特別支援学校での教育が適当との判定をいただく息子ですが、夏は自分の水着をお手伝いしながら干しています。この役割は、息子と父親2人でするのですが、毎回のように父親が正しい干し方を言葉とジェスチャーで伝える、やってみせる(モデリング)をするのですが、いっこうにうまくいきません。
結局、2人とも機嫌が悪くなり、こっそり父親があとから干し直すという日々を横目に見ていました。
我が家は、視覚支援は非常に充実させていて、大人がいつでも簡単に書いたり見せたり、本人がみずから選べるようにリビングに色々と用意されています。引き出しの中などにいれてしまうと、それだけでワンアクションが入りなかなかやらなくなってしまうので、とにかくすぐにできるように壁に設置されています。
それでも!
言語のやり取りに慣れている大人というのは、書く、見せるという行動のハードルがなかなか高いようです。
書いたらわかるんじゃないかな・・・と思い、私が先程の絵を描いて示すと、すぐには上手にできないのですが、少なくともどこが違うのか、絵を見て納得してやってくれました。
意外と、書いて説明しようとする大人の姿を子どもたちは待っていてくれます。
この人はわかるように説明していくれる。子どもはちゃんとわかっています。
こんな小さなことですが、積み重なると生活の様子は必ず変わっていいきますよ。
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