閲覧ありがとうございます。
トークンシステムという物は聞いたことがありますか?
ポイントカードのようなものと思って頂ければよいと思います。
「○○したら、☐☐できる」という、ご褒美を1対1ではなく、いくつかの課題や条件をクリアしたら、ご褒美の物や活動ができるという約束を視覚化したものです。
最初はその場で完結できるような、例えば単なパズルを2つできたら、ご褒美がもらえるというように、すぐに終わるトークンで練習し、トークンの使い方を理解して、徐々に時間のかかるトークンにしていくとよいと思います。
最近、うちの知的障害のある子どもは、朝の出発がなかなかスムーズにいきませんでした。それでも、時間になれば出るしかない大人の事情があります。そうすると、私の声のトーンや表情がちょっととげとげしてきて・・・さらに息子の意欲が下がるという悪循環。
そろそろ、これは手を打つべきだなと思いました。
どうしたら、朝の用意をやりたい!と息子に思わせられるか??
そこで、作成したトークンボードです↓
いただきますができて、トイレに行け、歯磨きし、靴下と靴を履けば、車でトーマスのDVDが見られます。
なんてことないルーチンですが、息子はスムーズにできません。
1つクリアするごとに星マークをつけていきます。
星が3つつくと、歯磨きタブレット(イチゴ味・ブドウ味など)を貰えます。
できるだけ、星がもらえて嬉しい!褒められる!という体験へともっていきますが、ダメな時も決して嫌な顔をみせず、叱りません。
〇〇しなかったから、☐☐できないよ!などと嫌味を言ってはいけません。
そして、DVDは母だけが車の中で楽しそうにみます。
DVDを見たい!と言ってきたら、トークンボードを見せて、やさしく「明日は見ようね」とだけ言えば十分です。
よかったら、ご家庭でも試してみてくださいね。
言葉の理解力の高いお子さんであれば、お子さんと相談しながらゲーム感覚で納得の上、導入してみてくださいね。
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
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