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たくさん積もっていた雪も、すっかり少なくなりましたね。
今日は祝日で、陽気も温かくなってきて、公園もたくさんのお子さんたちが出てきていました。
たくさん雪が積もった朝、職員総出で雪かきをしました。雪かきって、大変ですがやり始めるとある程度区切りの良いところまでやってしまいたい。という欲求がでてくることがあります。若い職員が、「もうそろそろいいですかね・・・」と上司に言われても、すぐにやめずにせっせと雪かきをしている姿を先日も見ました。
これはなぜでしょう?
雪かきは重労働ですが、やると目に見えて雪の積もった面積が減っていき、積み上げた雪が山となり、残りの雪が積もった面積がはっきりと認識できます。
つまり、課題の結果が明確にフィードバックされ、満足感がご褒美(好子)となって、その行動が繰り返されやすくなります。
子どもが夢中になるテレビゲームなども、同じですよね。刺激的で、目新しく、やったことの成果がとてもわかりやすく出てきて、達成感を味わえますね。
この、成果がはっきりと見える。できた、終わった、完了したという実感が好き(好子)になることは多いです。
パズルなどもそうですね。
お子さんにやって欲しい事も、お子さんの興味のある題材、発達段階などに加えて、そうした完成や終了がはっきりとするということを意識する事は多いです。
お絵描きや、粘土などの創作活動に、自分でイメージを持ってどんどんと取り組める様になれば、そこに大人が介入する必要は低いです。
しかし、例えばなかなかクレヨンや鉛筆を持たない。
絵を自分でイメージして描くことは難しいとなるとやってもらうには一工夫必要です。
上の写真は、あまり絵を描かない。ペンなどを持たないお子さんがケーキの飾りつけだけをした絵です。
〇という形、フォーク、ろうそく、いちごと言った単語が理解でき、生活上ケーキも経験して理解できる段階です。
「いちごを乗せよう。小さい〇を描いて」
「ろうそくをのせよう」「完成!」
・始める前に、自分にできそうなイメージが持てるか
・やってみたいと思う、題材や、内容になっているか
・やることで、楽しさ、達成感、もしくはそれをやれば楽しい事が待っているという期待があるか
大人が雪かきをする姿をみながら、そんなことを改めて頭に思い浮かべておりました。
家庭でお手伝いに誘うときなどにも、そんな事をぜひちょっと考えて誘ってみてください。
「できたね!」「お母さん(お父さん)、助かちゃったよ!」「ありがとう!」
こうした言葉で終わって、やった結果が残るお手伝いができるといいですね。
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