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先月の親子通園では、園や事業所からの報告で、お子さんが○○ができなかった、お子さんが他のお子さんを叩いたなどのネガティブな内容を受け取った場合に考えておきたいことについて話しました。
特に、強調したのは、2点。
①受け取った報告についてお子さんを問い詰めないこと(「本当に○○したの?」「どうしてそんなことするの?」等を質問する)。
➁また、受け取った報告について何とかしようと、そのことについて家庭でこどもをしつけようとしない。
というお話をさせて頂きました。
こうした過去のことについて、保護者に問い詰められた場合、なにか責められているということは感じますが、振り返って考えて反省するということはとても難しいです。なんとか、この気まずい時間を終わらせたいので「うん、わかったよ」とは言ってくれるかもしれませんが・・・。
園や事業所で起きた事は、職員が一番、前後にあった事象や人を含めた環境の影響について良く知っています。問題が起きにくい対応を次回にはしていくのも職員ですし、問題が起きた場合に即座に対応するのも職員の仕事です。その上で、こんな工夫をすると問題が起きずに済みました。頻繁におきていた問題が減ってきましたと保護者の方にお伝えしたいと考えています。
ただし、その結果を焦らずに待って欲しいというものもあります。
例えば、お友達と遊びたいけれど、一緒に遊ぶためのスキルが低く、自分の意見ばかりを押し通して相手の意見を聞き入れられず、お友達が離れてしまうというようなお子さん。結果、気に入らないので他のお子さんの遊びを壊したり、邪魔したり、取り上げてしまったり。そんなお子さんは、「じゃあ、つぎは僕の番ね」など、意見は違っても交代できるであったり、「じゃんけんで決めよう」と決め方の提案をできたりという新たなスキルを作って行く必要があります。手厚く大人が配置された児童発達支援事業所で大人がサポートしながらそうしたスキルを使い、上手くいった!という成功体験がつみあがり、行動は変わります。
もちろん、その過程でご家庭にやって欲しいことがでてくれば、こちらから必ずご相談、お伝えさせて頂きます。
不安に思った時は、いつでも事業所にご相談いただければ、そうしたこちらの見通し、方向性もより詳しくお伝えすることが可能です。
詳しくは、個別に当事業所にお声がけ下さい。
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
お問い合わせは、電話 026-219-6045
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