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行動の切り替えが困難。
例えば、朝自宅を出て園に行くよと声をかけると嫌だと言ってなかなかいかない。
でも、園からの帰りも嫌だと言ってなかなか帰れないというような場合です。
行き渋りもあって、帰り渋りもあるので、園が嫌なわけではなさそうですね。
幼児のうちは、どうしても時間での切り替えは困難です。
「もう、〇時なんだから帰るよ」が難しいです。
ちょっと対策をあげてみます。
①本人が選択できる部分を作る
例)あと、電車が1周して駅まで着いたら帰る。もしくは、すぐに帰ると車で好きなお菓子1つ食べられる。
どっちにする?
例)あと、電車3週したら帰る?それとも5週したら帰る?
例)塗り絵を全部塗ったら帰る?それとも、もう1枚塗り絵もらって家で続きと、もう1枚する?
この選択については、お子さんの特性によっては絵や文字で示しておいて、〇をつけて選択したものが見える様にする工夫も必要です。
②切り替えにくい活動の後ろに、ワクワク活動や物を持ってくる。
例)すぐに帰ると車で好きなお菓子を1つ食べられる。
例)車に行くと、その時だけ使える仕掛け絵本がある。
ただし、本人が『嫌だ!』と言ったときにいつも何がおきるのかには注意が必要です。
『嫌だ!』と言ったときに、常に保護者が「どうして?ほら、家に帰ったら〇〇あるよ」などと沢山話しかけているという場合には、この保護者の注目が『嫌だ』と言って拒否する行動を強めているかもしれません。
『嫌だ!』と言われる前に、先程だした①、②の工夫をしてみる。
もしも、『嫌だ』と言われても、おもちゃを動かないように固定したまま待って力が抜けたタイミングでさっともらってしまう。声掛けはしないなどの方法があります。
お子さんによってもかなり異なりますので、お困りの場合は直接職員に声をおかけください。
実はこれを書いている私も、かなり息子の行動の切替には苦戦して、小学生になった今でも新たな対策が必要な場面が出てきます。
他のお子さんが、保護者のお迎えがくるとさっと遊びをやめて車に乗る姿を見ると、余計にため息が出ることも多かったです。
でも、やはり行動には一定の傾向があり、対策もあるなという実感があります。
詳しくは、個別に当事業所にお声がけ下さい。
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