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何かできた時に、ご褒美をあげていると、あげないとしてくれないという事にならないですか?
こんな事が、支援者でも疑問にあがることがあります。
一般的な机の上の課題では、よく課題ができたら楽しいことができたり、良いものがもらえるということを事前にわかるようにしておくことがあります。
しかし、ずっと1個課題ができたら1個ご褒美があるという1対1割合でご褒美がもらえるということはありません。
いくつか課題ができたら、ご褒美がもらえるというように1:2、1:3、1:4などとご褒美の頻度やタイミングが調整されてゆく事の方が多いです。
生活のなかでも同じです。毎回あげていると、もらえないならやらないとなって行きますが、あげる基準は少しずつあがり、ランダムにもらえる事があるという状況だと長続きします。また、何かご褒美をあげる時に、同時にしっかり認める声掛けや表情を添えましょう。そうすることで、褒められたり、認められたりすること自体が嬉しい事になっていき、そうした社会的なご褒美だけでも行動出来るようになっていく可能性があります。
また、日常生活上で、お子さんに動いてもらいたいので、「ほら○○したら、☐☐あげるから」という感じでご褒美を提示してあげる事はあまりお勧めしていません。これは、ご褒美というよりは賄賂のようなものです。
概ねこうした場面では、大人の側が ”やってもらわないと、困るのよね” となっていることが多いのではないのでしょうか?
ご褒美を提示する時は、やったら○○がもらえる。
けれど、やらなくても別にいいのよ。という大人の態度が必要だと思うのです。
(実際には、心の中ではそう思っていなくても)
幼児期は主導権は大人にある方がうまくいきます。
やった分だけ報酬があるというのは、社会の仕事にもつながっていきますが、報酬の調整は確かに簡単ではないですね。
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