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事業所に通っていらっしゃるお子さんのうち、自閉スペクトラム症もしくはその疑いという診断をお持ちのお子さんたちが、比較的好んで手に取るパズルに、下の写真のようなものがあります。
(この診断のお子さんが、すべてこのような物を好むわけではなく、個人差は多くあります)
共通点は、遊び方が目でみて理解しやすい。
完成・終わりがはっきりとしている。といったところでしょうか。
中には、毎回同じものを持ってきて取り組む姿もあります。そんな時、自閉スペクトラム症の「興味のあるなしがはっきりしている」「こだわりが強い」という傾向があるのだから仕方ないと思いますか?
私は、自閉スペクトラム症の子どもたちも、新しいものが好きだと考えています。
ただし、他のお子さんと少し違うのは、遊び方の分からない物(=見通しの立たない物)はとりあえず手に取ってみるという事が比較的少ない。よくわからないのだけれど、手に取って試行錯誤してみるという事が少ないと感じています。
ですから、遊び方を最初は手を取って教えてみるという事が必要な場合もあります。これだと、やらされている感じも漂うのですが、やらされてみてやり方がわかってくると、今度は1人で手に取って遊んでいる姿も増えていきます。そうして、少しずつ興味や遊びの幅を広げ、出来る事も増えていくと、また新しい遊びに取り組めるといった様子です。
どんな診断名がついていても、幼児のうちは圧倒的に様々な経験が少なく、関わり方次第で興味・関心も広がる時期です。
保護者の方と情報を共有しながら、お子さんの興味関心を拡大していけたらいいなと考えています。
もちろん、提供される活動が発達段階に合っているかどうかも重要ですね。
詳しくは、個別に当事業所にお声がけ下さい。
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