”いつならできる”を伝える・・・見通しをもつ
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我が家の知的障害の息子、最近いただいたリンゴジュースの美味しさに感動し、「ジュース」という要求をよくしてくるようになりました。しかし、ジュースを常時の習慣にしたくない私。カレンダーの土曜日にジュースの絵を貼ってみました。「お休みに、ジュース」と言ってカレンダーを指すと納得! その後、笑顔でカレンダーを自分から見に行く姿がありました。
お子さんは、次に何をするかを理解していますか?-言葉で?絵で?アイテムで?
お子さんは、3つくらい先のスケジュールを理解しますか?
お子さんは、1日のスケジュールを理解しますか?
お子さんは、”今日”、”明日”を理解しますか?
多くのお子さんは、見通しをもてるようになると落ち着いて過ごすことが多くなります。
今回のコラムは、3つぐらいの連続したスケジュールを文字や絵などで理解できるようになってきているか、それ以上の長いスケジュールを理解している状態を想定して書かせて頂きます。
「今日は、雨だから公園に行けないよ」
「今は、粘土はできないの」
「アイスは、今日はないよ」
こんな”できません説明”、よくありますよね。
なかなか納得できないお子さんの姿もよく見かけます。
こんな時、スケジュールが理解できるようになってきていたら、じゃあいつになったらできるかも合わせて伝えてみてください。もちろん、お子さんが分かる情報を使います。絵カードでしょうか?文字でしょうか?
こうした説明を受け入れやすくする土台を作っておくために、日々のあまり変わらないスケジュールも習慣的に使います。そうすると、いざ説明したいときにも見てくれるようになります。
まだ、よくわからずに何回か聞いてくるときは、黙ってカレンダーを指します。初めは完全にわからなくても、続けることで、「あれっ?わかってるかも!」という瞬間がやってきます。
何日か先のスケジュールを、楽しみにしてカレンダーを見るようになった時は、成長を感じて嬉しいものです。
カレンダーの場合は、一般的なカレンダーよりも、同じように横に繋がっていく形式のものが理解しやすいことが多いです。
ちなみに我が家は、通院・注射のスケジュールなど本人が好きでないスケジュールも、伝えるようにしています。
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見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。
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