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サービス提供時間後に、残るお子さんとはお子さんの好きな遊びをしながら過ごすことが多いです。
先日、粘土の好きなお子さんから、カラー粘土のリクエストがありました。
発語はありますが、語彙がまだ少なく、音声言語だけに頼ったコミュニケーションをしていると、お互いに理解が不十分となりすれ違い、トラブルになりがちなお子さんです。
「赤ちょうだい」と言葉でリクエストしてくれました。
念のため、いくつかの色を持って行き、2つ選ぶ約束をしました。
結局選んだのは、黒と青でした。実物だけでもこの選択は出来るのですが、ここで、絵を描いて、選ぶものに〇、選ばないものに✕をつけて残しておきます。
粘土で遊び始めて10分後、再度「赤ちょうだい・・・」
と言ってきました。
先程の紙を見せます。納得いかない様子です。
理由メモ(株式会社おめめどう)で、赤は✕。2つ、青と黒選んだからとします。
気に入らないので、お子さんはメモを破りましたが、自分の選択がメモ(絵)として残っているので、それ以上の怒りはなく、青と黒の粘土で楽しく遊べました。
書いて伝える、見せて伝えるは、こうして本人の選択や意思を残しておくことができます。
自分が選んだ結果は自分で受け止める必要があります。幼児期、簡単なことから徐々にやっていくと、考えて選ぶようになっていきますよ。
知的障害をお持ちのお子さんでは、そもそも本人が選ぶことがほとんどなく、与えらることが多いお子さんもいるかもしれません。ぜひ、いろんな場面で選ぶをやってもらってくださいね。
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