TODAY古正寺をご利用の保護者の皆様、毎日のお子様との関わり、本当にお疲れ様です。
「うちの子、言葉がはっきりしなくて聞き取りにくい…」「いつになったら正しく言えるようになるの?」と、お子様の発音(構音)について不安を感じることはありませんか?日々、多くのお子様と接している私たちのもとにも、こうした切実なご相談がたくさん届きます。
子どもたちは、すべての音を最初から完璧に言えるわけではありません。日本語には、唇を閉じるだけで出せる「簡単な音」と、舌の複雑な動きが必要な「難しい音」があります。身体の成長と同じように、お口の機能も段階的に身についていくものなのです。
(*)お家でできる「話す力」を育む3つのコツ
特別な訓練道具は必要ありません。日々の何気ないコミュニケーションの中で、以下の3つのポイントを意識してみてください。
① 「言い直し」をさせない
お子様が「あがーと(ありがとう)」と言ったとき、「『ありがとう』でしょ?もう一回言って?」と訂正させるのは、実は少し注意が必要です。何度も直されると、お子様は「正しく言わなきゃ」と緊張し、話すこと自体が嫌いになってしまうかもしれません。
【おすすめの返し方】 「そうだね、ありがとー」と、正しいお手本の音をさりげなく、ゆっくり聞かせてあげるだけで十分です。これを「リキャスティング(言い換え)」と呼び、お子様の耳に正しい音の貯金を作っていく効果があります。
② お口の「運動遊び」を取り入れる
発音は、唇・舌・頬の筋肉がミリ単位で動く「高度なチームワーク(協調運動)」です。遊びながら、楽しくこの筋肉を鍛えましょう。
シャボン玉・吹き戻し: 狙ったところに息を吹くことで、息をコントロールする力がつきます。
ストローでぶくぶく: コップの水で音を鳴らす遊びは、唇をすぼめる力を育てます。
変顔遊び: 鏡を見て舌を出したり、頬を膨らませたり。お口周りの柔軟性を高める最高のトレーニングです。
③ 「聞き手」に徹する時間を
発音が不明瞭な時期は、つい大人が先回りして「〇〇が欲しいのね?」と言ってしまいがちです。しかし、そこをあえてグッとこらえて、「えっ、なあに?」「もっと教えて?」と、お子様が一生懸命伝えようとするチャンスを待ってあげてください。
「お母さんに伝わった!」という成功体験が、もっと話したいという意欲に繋がります。

こんな症状だけど対応できる?