◆癇癪や切り替え、集中力が続かないお子様への対応
癇癪の対応について、悩みを抱えているご家族はとても多い印象です。 特性にあった対応や支援が必要な場面がありますよね。 癇癪が起きる要因は様々です。「癇癪を起こせば思いが伝わる」というコミュニケーション手段 として身についてしまった場合と環境と特性が適合できずに癇癪が起きてしまう場合があります。 年齢が低いお子さんは言葉で自分の要求を十分に表現できずに「泣いて訴える」こともあると 思います。 療育の場面では、癇癪を起こしているお子様に対して「共感」を大切にしています。 癇癪の原因を探りつつ、お子様が「納得できない」や「そうじゃない」と感じていることを 理解し、次の行動に移るために必要なことを短い言葉で繰り返し伝えることで サポートしています。 集中が短いお子さんに対しては、大人が隣で見ていることが大切です。 せっかく一生懸命取り組んでいるのですから、「いいね👍️」をたくさん伝えてあげましょう! 集中力を高めるためには「短い時間」から目標を設定するのが効果的です。 座れたら◯→座って返事ができたら◯→座って課題をこなせたら◯といった具合に、 小さなステップで見守っていきましょう。