人間の身体の仕組みは全てにおいて「体幹」が軸となり、様々な運動機能を司るうえでの原点となっております。
よって、指先が不器用なのは、体幹が未熟だからということになります。
では、どのように体幹を鍛え指先に繋げていくのか。
体幹を鍛える動作の第一歩は、「ハイハイ」の動きです。
生後、頸が座ると、うつ伏せから寝返り、寝返りから四つ這い、四つ這いから座位が座り、つかまり立ち、伝い歩き、歩行の自立へという流れで体幹が形成されていくのが正常であります。
この順番を飛ばしたり、未熟なまま歩行へと移行してしまうと、不器用で運動音痴な状態で成長が進んでいくこととなり、結果、不器用が確立してしまうのです。
この理論に基づいて、「ハイハイ」の動きから体の動かし方を鍛え直し、「ハイハイ」の次は「高這い」、「高這い」の次は「手押し車」、「手押し車」の次は「両生類ハイハイ(ほふく前進)」と、この動作をしっかりと学びなおすことで、指先へと神経シナプスがつながり、微細運動に移行されていくのです。
当事業所では、この理論に基づいた運動療育に取り組みながら、体幹を鍛え、指先に繋げる療育を提供しております。わが子の「あれ?」に気づかれた方は、どうぞこの理論に基づき、身体の動かし方のやり直しを行ってみてください。あっという間に、指先が鍛えられ、ハサミや鉛筆、お箸の持ち方が上手に出来るようになります!
ぜひ、試してみてください!
はぴねす烏山(児童発達)
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