2023.07.08 療育コラム

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【TODAY古正寺】異食についてのお話

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湿気の多い蒸し暑い時期になりましたね。TODAY古正寺のお子さまたちは雨の日には長靴をはいて、自慢気に見せてくれます。梅雨の季節を楽しんでいるようです。
お洋服の首元の部分や爪を噛んでいたり、なんでも口に入れてしまうお子さん、噛み癖があるのではないかと心配になると思います。
なんでも口に入れてしまう原因として、①お腹が空いている②何をして良いのかわからない③イライラしている、などが考えられます。(歯が生え始める頃の乳児は別です)①の場合は空腹が満たされれば収まりますが、②や③の場合は対応に困ることもあるかと思います。
お子さんが「たのしい」「おもしろい」と無条件に感じられる最中は噛むこと・口にものを入れることはないかと思います。口の中はとても敏感なので刺激を感じやすく、口の中に物がある限り刺激は持続します。
行動には意味があり、目的があります。その行動は戸惑いや不安の感情、あるいは要望や要求が含まれている表出コミュニケーションでもあります。
噛んでいたら、そっと取り除き、興味を引きそうな遊びや活動に誘導しましょう。そして「噛まなくてえらいね」「お口から出していい子だね」と良い行動を言葉で伝えてください。
噛まない=好ましい行動であることをわかりやすく伝えることが大事です。

 

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