2024.11.08 療育コラム

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【TODAY古正寺】古正寺通信11月号

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朝の空気の冷たさに飽きの深まりを感じますね。お子さんも体調管理に気をつけたい季節です。

小学校入学や就園を目前に控えて、自分でできることを増やしたいと躍起になっていませんか。
指先の器用さは日々の練習あるのみかもしれませんが、お家でできる働きかけも知っておきたいですよね。
指先を使うことから、まずは次の3つの力が向上すると考えられます。
・「手先の器用さ」…ボタンを留めるといった身支度から工作・ハンドクラフトなどまで、指先を使い器用にこなせるようになります
・「集中力」…工作などで細かな作業を行うには、物をよく観察し指先に神経を集中させることが必要。それゆえ集中力が養われます
・「創造力」…自分の思い通りに手先が動かせるようになるということは、いろいろなものを作り出す創造力をはぐくみます
まずは、0~1歳ごろの手指の発達の特徴です。
「握る」、「つかむ」、「つまむ」が巧緻性アップへの初歩段階となります。
2歳から4歳にかけては、手首や指をより柔軟に動かせるようになっていきます。
片手での動き 「たたく」「はがす」「留める」「ひねる」といった動きが多くあらわれます。
両手を使って行う動作としては、下記のようなものがあります。
・新聞紙を「ちぎる」
・飲み物のふたを「ねじる」
・パズルを型に「はめる」
・ビーズをひもに「通す」、
・組んだブロックを「はずす」
・はさみで紙を切ったり、のりで紙を貼り合わせたりする遊びのなかで、正しい道具の使い方を習得します。
想像力や空間認識力も養われる遊びを通して、両手の指をフルに活用し、さまざまな手指の動きを覚えていくことで脳が刺激されます。
お子さまが興味を持ったら、危なくないように見守りながら道具を扱わせてみてください。

 

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