いつも閲覧していただきありがとうございます。ジョブ若槻です。
突然ですが皆さん、フュージングってご存じでしょうか？
フュージングとは板状のガラスに、丸粒状のガラスや棒状のガラスを乗せて高温で焼き付けることで、綺麗な模様を作り出すガラス工芸の技法で、その歴史はなんと古代エジプトまでさかのぼると言われています。
また、おしゃれな美容室なんかにあるモザイクガラスがルーツになっていると言われています。
今回は課外活動として、そんな歴史のある工芸品の作成体験ということでフュージングに挑戦しました。
まずは土台となる板ガラス選び。板ガラスも、濃い色のものから淡い色のもの、透明なものまで幅広くあり、どの色にしようか子どもたちも熟考している様子が見られました。
濃い色の板ガラスを選ぶと、他の色を入れるのが難しくなってしまうそうで、先生の話を聞きながら真剣にガラス選びをしていました。
板ガラスを選んだら、小さいガラス片を板ガラスの上にピンセットで乗せていきます。これまた集中力のいる作業で、何をどう乗せようか考えてはピンセットで慎重に乗せていきます。
集中して作業をするのが苦手な子も、一所懸命に集中力を保って活動に参加していました。
完成したら、糊付けをして形を固定して、あとは焼き上げです。焼き上げには時間がかかるので、フュージングの先生にここまで作り上げた力作を託して後日完成品を送ってもらうことになりました。
黙々と作業に集中する子もいれば、手早く作業を終わらせると他の子の作業を見てアドバイスをしたり、応援をする子もいたりと、終始にぎやかな様子でフュージング体験を終えることができました。
日常生活ではなかなか集中力を保つのが難しい子も、体験を通して一つの物事にじっくり向き合うことで集中力を保つ練習につながっていきました。
さて、ジョブ若槻では、春休みに向けて様々な職場体験や課外活動の準備を進めています。また、平日にも「SST」や「PCスキル」をはじめとした社会に出て役立つスキルを中心に療育活動をおこなっています。
随時見学等も行なっていますのでぜひお気軽にお問い合わせください。
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