2023.05.30 療育コラム

はぴねす若里

【はぴねす安茂里】放課後デイサービス的視点から車での過ごし方

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記事を読んで頂きありがとうございます!
最後までチョコたっぷり♪ポッキーよりトッポが好きな🌞グリコ教🌞こと、まる先生です(^O^)

本記事は、交通機関や公共施設の利用に繋がる療育についてご紹介している記事となります。

【はぴねす安茂里】放課後デイサービス的視点から車での過ごし方

記事を読んで頂きありがとうございます!
最後までチョコたっぷり♪ポッキーよりトッポが好きな🌞グリコ教🌞こと、まる先生です(^O^)

お子さん達が将来社会に出た時の公共の場の利用に繋がるよう送迎時のお約束についてお子さんと確認をしています。

車に乗るくらい…と感じられる方も多いかと思いますが、お家以外の車に乗車するときや利用するときのマナーやルールを知っているだけでも、イレギュラー場面に遭遇しても落ち着いて行動がとりやすくなります。

-「家では、やってもいいよって言われている」から他の車でもやってもOK?-

特に、車内のスイッチ類に関しては、ぴねす安茂里では免許証を持っている人以外触ってはいけないお約束にしています。                                  理由としては、車の故障や破損によりお子さん達の安全が脅かされることが大きくあります(*’ω’*)シンプルに事故に繋がってしまいますよね

【送迎者でSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)を!!】

そこで、はぴねす安茂里では送迎者も「電車やバス」と同じことを
お伝えしてお子さんたちに、車の中での過ごし方を学んでいます(^_-)-☆

☑車の中では、大きな声でお話をしない。
聴覚過敏や声の調節が苦手なこともお子さんの特徴でもあります。
狭い車内だと、室内の倍音が大きく感じることがあるため、お話をする時に、声に対する意識化が上手な会話に繋がります。

☑出発の時間になったら乗る。
遊びの途中や作成の途中でも、送迎の時間が来たら切り返しをして車に乗ります。
バスや電車も時間が来たら自分の都合で待ってはもらえないため、その時間に合わせて動けるようにメリハリが持ちやすくなります。※もちろん事前に片付けの時間を決めたり声掛けをして、お子さん達にも切り返ししやすい環境を整えています。

☑シートベルトは車が停車するまで外さない。
シートベルトは車が停車してから外すように声掛けをしています。
通所に慣れているお子さんは、駐車場に入ると同時に外そうとしてしまう場合が多くみられるため、車は停まるまで何が起こるか分からないから装着の声掛けをしています。

☑ドアの開閉は先生がします。
ドアの開閉で特に児童のスライドドアは、巻き込みの危険性や風にあおられて横の車にぶつけてしまうことがあるので先生が安全を確認して開けるまで待っているように伝えています。

☑予定のズレに対してやさしい言葉を♪
当日の利用人数、お子さん同士の関係性、下校時間、送迎場所など様々な部分に配慮して送迎を組んでいますが、渋滞や急な変更で予定通りにいかない場合があります。

以前には、「先生はクビだ!」「自由時間ないじゃんかよ!!」とキツい言葉で伝えているお子さんが多くみられました。

《そんな時は…》

“先生たちも頑張って運転しているのに悲しい気持ちになること”
“遅れてしまい不安や嫌な気持ちを思うのは良いけど、優しい言葉で伝えてね”
と伝え方についてもお話をすることで乗車したときの雰囲気がとても良くなりました。

どのような感情や気持ちを持つことは悪い事ではありません。               しかし、自分の感情任せに直接的に伝えるのではなく、相手がどのように思うかを意識をすることで、コミュニケーション力や相手をいたわる力が育まれます(*’▽’)

まとめ

大きなお約束として上記のことをお約束しています!
文章にするとお約束の数が多いように感じますが
繰り返し伝え続けていることで、お子さんたちにも変化が見られています!

それは、お隣さん同士声を掛け合っている姿になります(^_-)-☆

( ^ω^ )ノシ:車が停まるまでシートベルトはつけているんだよ
( ˘ω˘ )  :もう少し静かに話して

まだまだ、伝える口調が強くなってしまうこともありますが、その場合は職員が仲介して伝え方や気持ちを汲んで、良い関わりを育んでいきたいと考えています♪

お家ごとにも、お約束はあるとは思います。

場所や状況によってルールも変わることの理解が進むことで、コミュニケーションに大切な“気づき”“気遣い”に対して変化も見えてくるためmはぴねす安茂里の療育も日々進化させながら頑張っていきます♪

 

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